(目的)

第1条　この要綱は、住宅等への倒木被害から市民の生命及び財産を保護するため、市内の危険木の伐採及び撤去処分を行う者に対し、予算の範囲内において、勝浦市危険木伐採事業等補助金を交付することに関し、勝浦市補助金等交付規則(昭和44年勝浦市規則第16号)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この要綱において、次に掲げる用語の意義は、次の各号に定めるところによるものとする。

(交付対象者)

第3条　補助金の交付の対象となる者は、次の各号のいずれかに掲げる者とする。ただし、第1号及び第2号に掲げる者にあっては、市税の滞納がない者とし、第2号及び第3号に掲げる者にあっては、第1号に掲げる者から事業実施の承諾を得ている者とする。

(補助対象経費)

第4条　補助金の対象は、次の各号に掲げる費用とする。

(補助率及び補助金の額)

第5条　補助事業における補助率及び補助金の額は、前条に規定する補助対象経費の3分の1以内とし、10万円を限度額とする。ただし、補助金の額に1,000円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てるものとする。

(交付申請等)

第6条　補助金の交付を受けようとする者が規則第3条の規定により補助金の交付の申請をしようとするときは、勝浦市危険木伐採事業等補助金交付申請書(別記第1号様式)に、次の各号に掲げる書類を添えて、市長に提出しなければならない。

(交付の決定)

第7条　市長は、第6条第1項の規定による補助金の交付申請があったときは、必要に応じて当該申請場所の調査を行い、適当と認めるときは、勝浦市危険木伐採事業等補助金交付・不交付決定通知書(別記第2号様式)により、当該申請者に通知するものとする。

(交付の条件)

第8条　規則第5条の規定により付する条件は、次の各号のとおりとする。

(変更承認申請等)

第9条　補助金の交付の決定を受けた申請者(以下「交付決定者」という。)が前条第1号又は第2号の規定による変更承認等を受けようとするときは、勝浦市危険木伐採事業等補助金変更承認申請書(別記第3号様式)を市長に提出し、その承認を受けなければならない。

(実績報告)

第10条　交付決定者が規則第11条の規定により実績報告をしようとするときは、事業完了後30日以内(前条の規定により、事業の中止又は廃止の承認を受けた場合は、当該承認の通知を受理した日から30日以内)又は当該年度の3月31日のいずれか早い日までに、勝浦市危険木伐採事業等補助金実績報告書(別記第5号様式)に、次の各号に掲げる書類を添えて、市長に提出しなければならない。

(額の確定)

第11条　市長は、前条の規定により提出のあった実績報告書の内容を審査し適正と認めたときは、補助金の交付額を確定し、勝浦市危険木伐採事業等補助金額確定通知書(別記第6号様式)により、速やかに当該交付決定者に通知するものとする。

(補助金の交付請求)

第12条　交付決定者が規則第14条の規定により補助金の交付を請求しようとするときは、前条の規定による補助金の交付額の確定後、勝浦市危険木伐採事業等補助金交付請求書(別記第7号様式)を市長に提出しなければならない。

(交付決定の取消し等)

第13条　市長は、交付決定者が偽りその他不正な手段により補助金の交付の決定を受けたものと認めたときは、補助金の交付の決定の全部又は一部を取り消すことができる。

(補助金の返還)

第14条　市長は、前条の規定により補助金の交付の決定を取り消した場合において、既に当該補助金を交付しているときは、交付決定者に対し期限を定めて、当該補助金の返還を命ずるものとする。

(補則)

第15条　この要綱に定めるもののほか、補助金の交付に関し必要な事項は、市長が別に定める。