(目的)

第1条　この要綱は、財務規則(平成5年勝浦市規則第4号。以下「規則」という。)第58条に規定する勝浦市(以下「市」という。)に対する寄附の採納に関する事務について、公正かつ適正に執行し、もって寄附の採納に対する透明性と説明責任の向上を図るため、その取扱いについて必要な事項を定めることを目的とする。

(寄附の種類)

第2条　寄附の種類は、次に掲げるものとする。

(基本的な考え方)

第3条　寄附の採納に当たっては、その必要性や妥当性等を総合的に判断するものとし、次の各号のいずれかに該当すると認めるときは採納しないものとする。

(寄附の申出)

第4条　市に対し寄附をしようとする者(以下「寄附申出者」という。)は、現金にあっては寄附金寄附申出書(別記第1号様式)を、物品又は物件にあっては寄附物件等寄附申出書(別記第2号様式)を提出するものとする。

(採納事務の所管)

第5条　寄附の採納に関する事務を所管する課(以下「所管課」という。)は、次のとおりとする。

(採納可否の決定及び通知)

第6条　所管課は、寄附の申出があったときは、当該寄附の内容について第3条に基づき必要な審査を行わなければならない。

(庁議への付議)

第7条　所管課は、前条第2項に規定する採納の可否の決定に当たって、次の各号のいずれかに該当するときは、庁議に付するものとする。

(寄附の採納)

第8条　所管課は、寄附を採納したときは、寄附申出者に対して寄附金受領書(別記第4号様式)又は寄附物件等受領書(別記第5号様式)により、通知するものとする。

(適用除外)

第9条　この要綱は、次に掲げるものについては適用しない。

(補則)

第10条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。