(趣旨)

第1条　この規則は勝浦市中小企業資金の融資に関する条例(平成6年勝浦市条例第10号。以下「条例」という。)の施行に関し、必要な事項を定めるものとする。

(用語)

第2条　この規則において使用する用語は、条例において使用する用語の例による。

(金融機関)

第3条　第5条の規定により市長が指定する金融機関は、次のとおりとする。

(預託)

第4条　市長は、前条に掲げる金融機関に対し別に定める金額を預託するものとする。

(融資総額)

第5条　金融機関が中小企業者に融資する総額は前条の金額に金融機関の自己資金の額を加えた額とする。

(据置期間)

第6条　条例別表に掲げる融資期間内において、次の各号に掲げる資金の種類に応じ、当該各号に定める据置期間を置くことができる。

(償還方法)

第7条　条例別表の割賦返済は、原則として元金均等月賦返済とする。

(担保)

第8条　条例第3条に掲げる担保は金融機関、融資の申込をしようとする中小企業者(以下「申込者」という。)及び保証協会の協議により必要に応じて徴する。

(融資の申込)

第9条　申込者は、勝浦市中小企業融資申込書(別記第1号様式)に次の各号に掲げる書類を添付して、市長に提出しなければならない。

(融資の決定)

第10条　市長は、前条の申込書の提出があったときは融資の可否を決定し、勝浦市中小企業融資可否決定通知書(別記第2号様式)により申込者に通知するものとする。

(設備完了報告書)

第11条　設備資金の貸付けを受けた中小企業者は、速やかにその設備をし、勝浦市中小企業融資設備完了報告書(別記第3号様式)を市長に提出しなければならない。

(交付申請)

第12条　利子補給金の交付を受けようとする中小企業者は、交付手続きに関する一切の権限を金融機関に委任する旨の委任状(別記第4号様式)を金融機関を経て市長に提出するものとする。

(交付決定)

第13条　市長は、前条の交付申請書の提出があったときはその内容を審査し、交付の可否を決定し、勝浦市中小企業融資利子補給金交付決定通知書(別記第7号様式)に明細書を添付し、金融機関に通知するものとする。

(交付請求)

第14条　前条の規定による通知を受けた金融機関は、勝浦市中小企業融資利子補給金交付請求書(別記第8号様式)に明細書を添付し、市長に提出するものとする。

(交付)

第15条　市長は、前条の交付請求書の提出があったときは、金融機関に勝浦市中小企業融資利子補給金一括振込依頼書(別記第9号様式)に明細書を添付して送付するとともに、請求金額を支払うものとする。

(利子補給金の交付時期)

第16条　利子補給金は毎年1月1日から12月末日までに支払った利子について、次条に定める算式によって算定し、翌年3月末日までに交付するものとする。

(不交付)

第17条　市長は、融資を受けた中小企業者が条例第9条各号のいずれかに該当する場合は、利子補給金の全部又は一部を交付しないことができる。

(利子補給金の算式等)

第18条　利子補給金の算式は次のとおりとする。

(委任)

第19条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は市長が別に定める。