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自然
海の生物も色彩豊かな植物にも出会える街
海にも里山にも恵まれた勝浦には、自然とふれあえるスポットが多数。自然がつくり出した景勝地、多種多様な魚が暮らす海中の世界、野や砂浜を彩る植物など、この地ならではの自然の魅力にあふれています。
ダイナミックな海岸線
市内にある海岸の大部分は、太平洋の荒波によって創り上げられた断崖が続くリアス海岸。海岸線を望む代表的な景勝地、鵜原理想郷には古くから文人墨客が訪れ、その美しい自然の造形を題材に作品を残しています。ほかにも、八幡岬公園など多くのスポットで、季節によって、また時間帯によって異なるダイナミックな景観を楽しめます。
海岸植物の宝庫
黒潮が到達する北限域であると同時に親潮の南限域でもあり、多種多様な植物が生育。多肉の葉と白い花が特徴のハマサワヒヨドリ、鮮やかなオレンジ色のハマカンゾウなど、強風や波しぶきなど海岸の過酷な環境に適応して変形した貴重な植物が観られ、初夏から夏にかけて砂浜には愛らしいハマヒルガオが開花。また、海岸植物のほかにも、市の木となっているアジサイは、名所の官軍塚をはじめ、市内のあちらこちらで見ることができます。
海中の世界
黒潮と親潮が交わる海は魚影が濃く、多種多様な海の生物がすむ海の楽園。釣りやダイビング、シュノーケリングのスポットとしても高い人気を誇ります。水深8mの海中展望塔から魚や海の生物を気軽に観察できる、かつうら海中公園の海中展望塔もあります。
里山キャンプやサイクリングも!
心癒やされる里山の自然に溶け込みたいなら、市内に多数あるキャンプ場へ。キャビンやテントを設営するタイプ、ファミリー向けなど、さまざまな施設が揃っています。また、手軽に観光するならサイクリングもおすすめ。勝浦市観光協会にはレンタサイクルがあるほか、「さと海、さと山、街並み」など趣の異なるコースを紹介する冊子も用意しています。