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勝浦朝市

更新日:2024年1月23日更新 印刷ページ表示

勝浦の顔 『朝市』 ~430余年の歴史 今も変わらずに~

朝市の様子

 天正の時代から430年以上続いている勝浦朝市は人々の温かさに包まれています。
 長い年月に育まれ、昔も今も変わらず人情味あふれる勝浦の顔として、また、市民の台所として日常の生活にとけ込んできた朝市は、勝浦を代表する“名所”として多くの方に親しまれています。
 長い年月に育まれた朝市。その歴史や季節ごとの様子などを紹介します。

農産物をメインに多彩な出品

 勝浦朝市は、朝の日差しとともに、活気とにぎわいを見せはじめます。
 採れたての野菜や果物などの山の幸や、その日の朝漁港で水揚げされたばかりの魚介類などの海の幸の新鮮な食材のほか、自家製の漬け物・つきたての餅・赤飯・しおから・なまり節や干物などの加工品などと、竹細工・木工細工・わら細工などの工芸品も店先に並べられています。

季節を感じられる朝市

春夏秋冬…四季折々の品々が店先にところ狭しと並びます。
 朝露のついたみずみずしい野菜、まだ生きているのではと思える新鮮で活きのいい魚介類、その季節ごとにさまざまなものが店先に並び、品物によって季節を感じられるのも朝市ならではです。

四季折々の品物
サヤエンドウ・ふき・カリフラワー・菜の花・わらび・ぜんまい・タケノコ・たらの芽・ノビル・イチゴ・菖蒲・桜餅・草餅・初ガツオ・ヤリイカ・ヒジキ・ワカメ・海苔 など
トマト・枝豆・なす・きゅうり・オクラ・トウモロコシ・瓜・ゴーヤ・すいか・梨・メロン・プラム・甘夏・赤ジソ・梅・梅酢・あわび・さざえ・舌平目・カブトムシ・クワガタムシ・ほおずき・蓮の葉や花・提灯掛け用の竹 など
さつまいも・さといも・自然薯・しょうが・キノコ類・柿・干し柿・栗・ぎんなん・あけび・お月見セット(ススキと団子)・下りガツオ・さば・さんま など
ブロッコリー・大根・白菜・ほうれん草・ねぎ・ゆず・タコ・キンメダイ・ビンチョウマグロ・しめ飾り・わら・だいだい など

朝市 野菜朝市 魚介類

勝浦の名所として味わいのある朝市

石碑の写真

 朝市は、勝浦の名所としてテレビや雑誌などのマスコミの取材も多くなっていますが、近年では海外向けの取材もあり、海外へ情報発信されるなど多くの人に知られ、年間10万人ほどが訪れ、情緒あふれる気色に出会うことができます。
 中には、『かけ引き』という買い物の楽しさを味わうような人や、何度も足を運んで出店者の方と親しくなり、家族ぐるみの付き合いをされている人もいるようです。

日本三大朝市

 勝浦朝市が開設されて430年以上。その伝統と生業(なりわい)は脈脈と受け継がれ、何代にもわたり朝市に並ぶ店も少なくありません。勝浦の人々の台所として多くの方に親しまれ、日々歴史を刻んでいます。
 また、時代を反映して多くの観光客も人情味あふれる『勝浦の顔』を求め、訪れるようになっています。
 歴史と文化をずっしりと感じる勝浦朝市は、石川県の輪島・岐阜県の高山と並ぶ「日本三大朝市」の一つと言われています。


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