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電話de詐欺にご注意を!
勝浦署管内においても詐欺の予兆電話が多数確認されています。
オレオレ詐欺
- 電話番号がかわった
- かぜをひいて声がかわった
- カバンを落とした
- 小切手をなくした
- 急いでお金が必要だ 等々
↠先ずは息子さんやお孫さんの元々の電話番号に架けて、事実の確認をしてください
還付金詐欺
- 市役所の○○と申します
還付できるお金があります - ATMで手続きをします
- 携帯電話を持ってATMに行ってください 等々
↠還付金の手続きをATMですることはありません
犯人からの事前電話の一例を紹介します。
<オレオレ詐欺の例>
(1)○○だけど風邪を引いている。カバンを電車の中に忘れ、携帯電話が入っていた。また、かけ直すね。
→<犯人の狙い>
声が違うことを感づかれないために、風邪をひいたことを強調し、相手に間違いなく息子であることを信じ込ませるため。
今息子が使っている携帯電話に架けても通じないと思わせるため。
(2)カバンは駅に届けられている。取引に使う2000万円の小切手が無い、早急にお金が必要なんだ。上司もお金の工面を必死にしている俺の責任問題だから、会社をクビにされちゃう。いくらかお金を用意出来ないか。
上司が電話にかわって「私もお金の工面に努力しています。500万円くらい立て替え出来ませんか。」といい○○とかわる。
→<犯人の狙い>
相手を急がせ、動揺させて、冷静さを失わせるため。
会社や上司に迷惑をかけていると思わせるため。
(3)○○が「銀行で高額のお金を引き出すとき、窓口でいろいろと質問されるので家のリフォーム代とか車の購入代とか言ってごまかして・・。」
→<犯人の狙い>
銀行の窓口係に詐欺だと言われお金を引き下ろせなくならないようにするため。
(4)お金が用意出来たら、電話して。会社の同僚を取りに行かせるから、その人に渡してね。
→<犯人の狙い>
詐欺なので本人が行くとばれてしまうため。
<還付金詐欺の例>
(1)○○市役所の○○です、お支払いした医療費から2万円の還付金があります。手続きは○○銀行で行いますのでまもなく○○銀行から電話があります。
→<犯人の狙い>
役所の名前を言って信用させる。得する話で気を引くため。
(2)○○銀行の本社の者ですが、医療費の還付金の手続きをしますが、銀行口座はありますか。
→<犯人の狙い>
○○銀行の者と名乗り、話のつじつまを合わせるため。
(3)それでは、△△銀行でよいので、身分証明書とキャッシュカードを持って、○○コンビニのATMに行ってください。
あなたの携帯電話番号を教えてください。
→<犯人の狙い>
被害者が持っている銀行口座でも手続きが可能であると誘うため。
ATMに行かせることで、金融機関の窓口係に「振り込め詐欺ではないか」と言われないようにするため。
(4)午前○時○分ころまでに手続きをしなければなりませんので・・・。
→<犯人の狙い>
急がないと、手続きが出来なくなるように、焦らせるため。
おかしい、あやしいと感じたら…
勝浦警察署 0470-73-0110 に通報してください