本文
勝浦市風しんワクチン予防接種費用助成事業について
勝浦市では風しんの感染拡大防止の観点から、風しんワクチン(混合含む)の予防接種費用の一部について助成を行います。
風しんについて
「風しん」は発熱を伴う発疹が主な症状であり、風しん自体は重篤化することが少ない病気です。しかしながら妊娠初期の妊婦が感染するとそのリスクは非常に高いものとなります。
風しんウイルスは母体のみならず胎児に影響を与え、胎児が感染すると難聴、心臓の疾患、白内障、精神や身体の発達の遅れなどの障害をもつ赤ちゃんが生まれる可能性が高くなります。これら風しんウイルスが原因となる障害を総称して「先天性風しん症候群」と呼びます。
「風しん」は妊娠初期の妊婦、また妊娠を希望している女性が感染した場合「先天性風しん症候群」の発症するリスクが高いですが、予防接種をした、過去に風しんになったことがある、などすでに抗体を持っている人は風しんを発症することはありません(ただし、予防接種を受けても抗体が出来づらい、少ない人もいます)。
「風しん」は、風しんに対する抗体を持つことが蔓延防止、感染拡大防止に最適な対応策となります。
風しんワクチン予防接種の費用を助成します
勝浦市では、妊婦、胎児への影響を考え、また経済的負担を軽減することで予防接種の推進を図ることを目的として風しんワクチン予防接種費用への助成を行います。
対象
(1) 予防接種を受けた日において本市に住民票がある方(令和6年4月1日以降)
(2) 平成30年12月25日以降に次のいずれかの風しん抗体検査を受けた方であって、医師が抗体価が低いと判断した方
ア 千葉県並びに千葉市、船橋市及び柏市が実施する風しん抗体検査
イ 妊婦健康診査における風しん抗体検査
※ ただし、過去に実施した同様の助成事業で市の助成を受けた方は除きます。
助成
- 助成回数1回のみ
- 助成額
(1)風しんワクチンの場合
予防接種費用の50%で、上限は3,000円
(2)麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)の場合
予防接種費用の50%で、上限は5,000円
申請方法
下記の必要書類を市民課健康管理係の窓口へお持ちください。申請書は来庁時に記入していただきます。
- 予防接種の領収書
- 接種済証など風しんまたは麻しん風しん混合ワクチンの予防接種を受けたことを証明する書類
※ 領収書で確認できる場合は不要です - 助成金を振り込む指定口座のわかるもの(通帳、カードの写し)
- 抗体検査の結果が記載された書類
申請内容を審査したうえで指定された口座に助成額を振り込みます。