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流行性角結膜炎(はやり目)にご注意ください!
更新日:2025年10月6日更新
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流行性角結膜炎とは
【原因】
流行性角結膜炎は、アデノウイルス(D群の8,19,37,53,54,56型、B群の3,7,11型、E群の4型等)が結膜に感染することで発症するウイルス感染症です。
【症状】
感染して1~2週間後に急に発症し、結膜が充血して目やにや涙がたくさんでます。片眼に発症後、2~3日で両眼に発症します。
かゆみはほとんどありませんが、痛みを伴うことがあります。しばしば耳の前のリンパ節が腫れることもあり、症状の強い人では結膜の表面に白い炎症性の膜(偽膜)ができることがあります。また、発熱などの風邪症状と同様の症状も出る場合があります。
なお、新生児や乳児に感染すると重症化する場合がありますので、特に注意して下さい。
感染力が強いため、両眼に感染しやすく、発病から治るまで2~3週間かかることがあります。
流行性角結膜炎は、アデノウイルス(D群の8,19,37,53,54,56型、B群の3,7,11型、E群の4型等)が結膜に感染することで発症するウイルス感染症です。
【症状】
感染して1~2週間後に急に発症し、結膜が充血して目やにや涙がたくさんでます。片眼に発症後、2~3日で両眼に発症します。
かゆみはほとんどありませんが、痛みを伴うことがあります。しばしば耳の前のリンパ節が腫れることもあり、症状の強い人では結膜の表面に白い炎症性の膜(偽膜)ができることがあります。また、発熱などの風邪症状と同様の症状も出る場合があります。
なお、新生児や乳児に感染すると重症化する場合がありますので、特に注意して下さい。
感染力が強いため、両眼に感染しやすく、発病から治るまで2~3週間かかることがあります。
感染経路
流行性角結膜炎の患者が目や顔を触った手指や触れたものを介して接触感染します。家族内感染や学校、プール、職場での集団感染を引き起こすこともあります。
結膜炎の症状がある期間(約2週間)は、感染の可能性がありますので、感染を広げないように注意しましょう。
結膜炎の症状がある期間(約2週間)は、感染の可能性がありますので、感染を広げないように注意しましょう。
治療方法
特別な治療法はありません。症状によって炎症を抑える薬の点眼や、細菌の感染を防ぐための抗菌薬の点眼を行うことがあります。
予防方法
こまめな手洗いを行いましょう。目を触ったらすぐに手洗いをしましょう。手洗いは石けんで洗った後、流水で20~30秒流しながら洗うことが効果的です。
タオルや点眼薬などの共用は避けるようにしてください。
感染した場合、周囲の人に感染を拡げないよう目を拭くときはティッシュペーパーなどの使い捨てのものを使い、きちんと処分しましょう。
また、入浴は最後に入るようにしましょう。
タオルや点眼薬などの共用は避けるようにしてください。
感染した場合、周囲の人に感染を拡げないよう目を拭くときはティッシュペーパーなどの使い捨てのものを使い、きちんと処分しましょう。
また、入浴は最後に入るようにしましょう。
出席停止期間
学校保健安全法で、「病状により学校医その他の医師において伝染のおそれがないと認めるまでは出席停止」とされているため、学校へは1~3週間程度登校できない場合があります。また、大人の場合も、感染を広げないために出勤停止になる場合があります。
参考
国立健康危機管理研究機構
流行性角結膜炎<外部リンク>