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勝浦市は千葉県の南東部に位置し、四方を海と山の豊かな自然に囲まれ、古くから漁業・農業・観光のまちとして栄えてきました。400年以上の歴史があり日本三大朝市にも数えられる「勝浦朝市」では、新鮮な海・山の幸が販売され、田舎町の人情味を感じていただけるほか、ご当地ラーメンとして「勝浦タンタンメン」の全国的な認知度が高まり、市内約40の飲食店で提供されている勝浦タンタンメンを求め、週末を中心に多くの方々にお越し頂いています。
しかしながら、昭和33年の人口約31,000人をピークに人口減少が続き、少子化や若者の転出などが地域の課題となっています。これらの課題に取り組むため、第一に子どもの未来を拓く、第二に豊かな自然を生かす、第三に住みよさを実感できる、といった三つの視点に立って、子どもの誕生から中学卒業までの「子育て一本化」や高齢者世帯の見守りのあり方を検討するなど、子どもから高齢者まで誰もが元気に暮らせるまちづくりを推進してまいります。
近年、勝浦市はとりわけ暑さが厳しい夏になると、観測開始以来100年以上猛暑日を記録したことのない地域として様々なメディアで取り上げられております。かつて避暑地として文人墨客にも愛された勝浦の魅力を全国の皆さまに知っていただき、交流人口の増加や移住定住の増加につながるよう、市長として市の魅力発信に努めてまいります。
勝浦市長 照川 由美子