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「市長への手紙」令和3年度のご意見と回答(No.1~5)

更新日:2024年1月23日更新 印刷ページ表示

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No.5 令和3年12月定例会(12月8日)照川議員からの一般質問に対してのご意見について

No.4 区費の神社への流用について

No.3 ミレーニアの道路などについて

No.2 ナラ枯れについて

No.1 市長の考えについて

No.5 令和3年12月定例会(12月8日)照川議員からの一般質問に対してのご意見について

表1
質問  はじめまして。私たちは千葉県より認定を受けた養育里親です。12月8日の定例会を傍聴させて頂きました。照川議員からの質問事項である子育て短期支援事業「子どもショートステイ事業」の整備についての市長のご意見に大変感銘を受け、お礼を申し上げたく手紙を書かせて頂きました。
 兵庫県明石市が打ち出した「里親100%」のお話を出して下さり、明石市では企画・広報が積極的に子育て世代に発信・投資したことにより人口が増えたこと、子育て世代を増やさない限り人口が増えないことを承知しているとご発言くださいました。市長のお言葉は、里親としても、親子で移住してきた者としても、とても嬉しいものです。子育て世代への支援が大切だというお考えが本当に有り難く、このように素晴らしいお考えをお持ちの方が市長であることが誇らしいです。
 さらに市長がおっしゃった通り、勝浦は自然や文化の素晴らしいまちです。それ以上に人が素晴らしいです。私たち里親子は、組長さんやご近所さんをはじめ地域の方々にも大変良くして頂いています。集団行動においてサポートを多く要する我が子は、勝浦市・保育所・支援機関との連携のお陰で楽しく安心できる環境にいます。移住前にいた都内の地域では、このような連携支援はなく、親にとって大変有り難い仕組みです。皆様のお陰で、子どもの情緒面はかなり落ちついてきました。この素晴らしい支援体制を多くの人に知って欲しいと思います。
 また市議会では、「これからの時代は“通勤”ではなく“テレ勤”である。若い世代に移住してきてほしい」と市長はご発言されました。本当にそうだと思います。
 私たちも主人が“テレ勤”になったので勝浦に移住することができました。
 社会的養護の子どもたちやその家族のことを知る機会が多いのですが、子どもたちが社会的養護となる前に、親が病気などになり子どもの預け先がないという理由で、子どもを児童相談所の一時保護所に預けざるを得ない、というような状況をなくす為にも勝浦市民みんなで子どもを見守り、全ての親子や家族と関わり合うことは大切だと思います。子どもショートステイについて、“採算が取れないからやらない”という他市の意見もあるようですが同じ千葉県民として大変残念に思います。子どもは未来です。宝です。
 勝浦市に親子をサポートする仕組みがより多くできれば、今まで以上に子どもを大事にする素晴らしい地域となり、市長のお言葉通り人口増加に繋ります。明石市が証明している通りです。子どもを大事にするまちには、人が集まってきます。
 改めて、今回の議会での有り難いご発言の数々に大変感謝しています。そして、子育て支援の大切さをご理解くださっていることに心よりお礼申し上げます。
 どうもありがとうございます。
回答  お手紙を拝見させていただきました。
 この度は、令和3年12月定例会(12月8日)照川議員からの一般質問に関してのご意見をいただき、誠にありがとうございます。
 全国的に少子化が進行し、子どもの育ちと子育てを社会全体で支援していく総合的な取り組みが求められている中、勝浦市においても一人ひとりの子どもを大切に育てることを目標に、子どもの年齢に応じた子育て支援を提供しているところです。
 今後も、情熱・対話・地元愛をモットーに、なお一層の子育て支援の強化に取り組み、未来を担う子供たちの健やかな成長を支えて参ります。
 子育て支援の一つとしての子どもショートステイ事業につきましても、地域のニーズや近隣の自治体の取り組み状況等を伺いながら、実施に向けた体制づくりについて検討して参りたいと考えますので、今後とも、ご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

No.4 区費の神社への流用について

表2
質問  ○○月○○日、○○区民館で臨時総会がありました。○○○○神社の境内を区費を使って改修工事をするという内容でした。費用は○○○万円ほど。殆んどの人が知らず、寝耳に水のような話でした。区の一部の方々で話を進めていたようです。問題点は、(1)政教分離の観点から区費の余剰金だからと言って、このような金額を使って良いのか?(2)総会では反対する方々もかなりいたのに、決をとらず拍手が多そうだ、と言って終わりにしてしまった。(3)工事が割と直ぐに始まり、来年のお祭りに間に合わせるようなこと。(4)当日神社側からは、A4、1枚の紙が付けられていただけで、どこを改修するのか、全く知らされていない。区費そのものについても○○○○万円以上の予備があるようですが、この案件が一部の方々の思うようになると、今後同じようなことでまた区費から出せば良いという安易な発想になります。音声の録音もしていたので、総会の様子を確認出来ます。総会当日の参加人数などもきっちり出されていません。よろしくお願いします。
回答  ご相談のありました、区費を神社改修工事へ充てることについての疑義ですが、住民相互の自治組織である行政区としての「○○区」は、○○区が定めた規約に基づき、区の運営等を行っていると存じます。
 区は、そこに居住する地縁によるつながりを持った住民が任意に組織した自治組織であり、公共団体その他行政組織の一部でもありません。また、区の活動や運営方法については、市は一般的な指導、監督権限を持っておりません。
 さらに、○○区の運営等に対し、市は補助金等を交付しておりません。
 お手紙の内容では、臨時総会において区費を神社改修工事へ充てることについて、その内容説明が不十分で、また、採決の方法にも納得できないご様子であります。
 今一度、改修工事に区費を充てることについて、区に対し説明を求めてはいかがでしょうか。

No.3 ミレーニアの道路などについて

表3
質問  ミレーニアの道路について、ボロボロとはがれてきている所があります。道路の下水にあるゴミの掃除は私がやっています。
 ゴミ袋を千葉市の様に、ペットボトル用の網の袋にしてほしいです。そうすれば、きちんと出すと思うけど、今メチャクチャです。ごみステーションのそうじを自分ではしているけど、たまに来る人はメチャクチャです。
 キョンもすごく多く、花を楽しむ事も出来ないです。市に頼みわなをかけてもらったけど、うまくかかりませんでした。みはらし公園は夜、キョンが多く夜にだけわなをかけてほしいです。
回答  まず、道路についてでございますが、お住まいのミレーニア勝浦内も含め、市道の舗装については修繕計画に基づき計画的に実施しております。なお、局所的な損傷については応急補修を実施しておりますのでそういった箇所を発見した際は、都市建設課にご連絡をいただければと存じます。また、道路側溝の堆積物なども道路機能管理上、支障があれば除去いたします。
 続いて、ご提案いただきました千葉市のような網袋によるペットボトル収集ですが、勝浦市内のごみステーションの状況により、網袋による収集がそぐわない箇所も出てしまう事が想定されることから、市民の利便性や収集の効率化を考慮し、現行の専用指定袋の方式が最善と考えております。
 また、ごみステーションは、区(行政区)や自治会等の代表者をとおして設置場所を選定し、市が集積所の指定をしております。維持管理についても自治会の代表者並びに利用者の方に、ごみの分別、集積所の管理・清掃を行っていただいております。興津久保山台の集積所については、開発業者によりごみステーションの設置場所を選定し市が集積所の指定をしており、維持管理については、ミレーニア勝浦管理センター並びに利用されている方に、ごみの分別、集積所の管理・清掃を行っていただいております。この集積所につきまして、管理者であるミレーニア勝浦管理センターと協議しますが、集積所を利用される方々で、きれいな集積所を維持していただければと思います。また、市としましてはホームページや広報紙等で、ごみ集積所への搬出方法を市民の方に周知したいと考えます。
 最後に、ご心配をいただいておりますキョンについてですが、警戒心が強く、わなにかかりづらいといった問題もありますが、地元猟友会の方々に協力いただきながら駆除を進めており、令和2年度には1400頭を超える駆除を行っています。今後も地元猟友会と連携しながら、より効率的な方法などを模索し、キョンやその他の有害鳥獣に対し、対策をしてまいります。なお、わな設置の相談については引き続き農林水産課で受け付けておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。

No.2 ナラ枯れについて

表4
質問  ナラ枯れについて、今年春に市役所の担当部門宛に電話で連絡をいたしましたが、その当時は鴨川が遣られて行川辺りまで来ている状況だったものが今や鵜原、串浜辺りまで感染が拡大しています。
 勝浦市としてこのナラ枯れにどういう対応方針をお持ちなのか広報すべきです。さとうみ、さとやまとかのんびりしていますが、あっという間に秋でもないのに赤く枯れ、茶色になって最後は灰色一色となれば、観光資源が大きく損なわれます。県と市と所有者の調整を前提とした駆除活動を待っていられない早さで感染拡大しています。後手後手の駆除対策を継続するのか、あきらめて放置し自然治癒を待てば戻るものなのか、それ以外の画期的プランをお持ちなのか、広報する必要性が高い事案だと考えます。
回答  ご心配いただいておりますナラ枯れについてですが、近年全国的に広がりを見せており、千葉県でも平成29年に鴨川市で被害が確認され、現在も千葉県内で被害地域の拡大は継続しているものと推測されます。
 ナラ枯れについては、ご承知のことと存じますが、カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌により引き起こされます。6月から8月頃に健康な樹木に飛来し穿入することによりナラ菌が蔓延し樹木の防御反応が働き、水分等を運ぶ道管が目詰まりを起こすことによる通水障害により枯死に至ります。被害を及ぼしたカシノナガキクイムシは翌年6月から8月頃に脱出し健全な樹木に飛来し新たな被害を及ぼします。
 これが被害拡大の一連のサイクルであり、この被害拡大のサイクルは急速かつ広範囲に及ぶことから県内で発生するナラ枯れの把握、対策等を目的として、千葉県では令和元年に「千葉県ナラ枯れ被害対策協議会」を設置したところです。
 カシノナガキクイムシが好む被害樹木の特徴は40年から50年経過した老齢な大木とされており、以前は炭等に利活用するため伐採等が定期的に行われてきたものがエネルギー構造等の変化とともになくなり、山の樹木が高齢化しカシノナガキクイムシの生息しやすい環境が増えた事が、急速な被害拡大の一因となっているものと考えられます。
 県をはじめ、関係機関で対策を検討しているところではありますが、現状では、発生したナラ枯れを抜本的に解決することが困難な状況となっております。
 発生したナラ枯れについては、4年程度でピークを迎え10年から15年で自然に再生すると考えられておりますが、枯れた樹木については、倒木等の危険も懸念されることから、市といたしましては、市民の生命及び財産を守るため、倒木等の恐れがある危険木の伐採、撤去等に要する経費の一部を補助する「勝浦市危険木伐採事業等補助金」を今年度に創設したところです。
 今後も関係機関と連携し対策等を検討していくとともに、ホームページ等で情報をお伝えしてまいります。

No.1 市長の考えについて

表5
質問  水道料金の半額免除はなぜ3月で終了となったのでしょうか。わずか半年の値下げで公約を達成したと思っているのでしょうか。
 予算がないのなら、なぜ海中公園休憩所の建て替えを勝浦市だけが負担しなければならないのでしょうか。
 もし、赤字になった場合は、市長、副市長はどう責任をとりますか。
 コロナウイルス感染症は、まだ収束が見えませんが今、市独自の感染防止対策はどのようなことをしているのでしょうか。
回答  お手紙を拝見させていただきました。
 日頃より行政へのご協力を賜り厚く感謝申し上げます。
 さて、水道料金の件ですが令和2年10月から令和3年3月までの6ヵ月間、コロナウイルス感染症予防対策として基本料金を半額免除させていただきました。
 令和3年度につきましては、水道事業会計の著しい経営状況の悪化に伴い、赤字を補填することで将来を見据えた水道企業会計の健全化を図り、水道料金の改訂(値上げ)を抑制するために千葉県の高料金対策事業を初めて導入させていただき、現行料金をとりあえず維持し財政状況を考慮して高料金対策事業を活用して少しでも値を下げればと考えております。
 次に、かつうら海中公園の件ですが、市では持続可能な観光産業の起爆剤として、かつうら海中公園をより魅力のある施設として再生することが私の責務であり、全力で赤字が発生しないように取り組む覚悟でおります。
 ご理解ご協力をお願い致します。
 最後に、コロナウイルス感染防止対策ですが、防災無線や広報紙等で注意喚起、お願いを呼びかけご協力をいただいている結果、5月16日現在で42人となっております。
 引き続き呼びかけを強化してまいります。
 感染拡大のリスクを低減させながら、一方で社会経済活動の引き上げを図るため、日々情況の変化に応じた施策を講じてまいります。

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