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「市長への手紙」令和4年度のご意見と回答(No.1~12)

更新日:2024年1月23日更新 印刷ページ表示

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No.12 市に対しての要望

No.11 行川アイランド跡地の活用及び鵜原駅について

No.10 おれい

No.9 介護保険利用者負担額助成費支給申請について

No.8 市域を超えた公共交通の運行について

No.7 中学校への通学などについて

No.6 食品スーパーの誘致などについて

No.5 新たな観光資源の提案について

No.4 市に対しての要望について

No.3 一人暮らしの高齢者等の介護保険被保険者証等の送付先について

No.2 結婚相談所事業に関することについて

No.1 日曜保育について

No.12 市に対しての要望

表1
質問 私は6年前に田舎暮らしに憧れて興津久保山台に引越をしてきました。山や海が間近に有り緑豊富な自然の中で残りの人生を過ごしたいと思いました。いざ住んでみますと買い物も不便でスーパーの品物も悪く新鮮なものが少ないのです。亀田病院へ行くにも直通バスもなく体の不調の為に病院にかかるのに上総興津駅からバスと電車を乗り継いで行く必要があります。これが不便さを感じる田舎暮らしなのか?と思います。私は70代ですが、先のことを考えると不安で心が痛いです。せめて上総興津駅からでも直通バスで亀田病院へ行かれるように交通手段をご検討くださるようお願い申し上げます。
また昨年から犬を飼い始めミレーニア内を朝夕散歩していますが歩道がでこぼこで歩きづらいのです。街路樹の根が大きく育ち舗装が盛り上がってしまったり、芝が伸びて歩道を覆っているので、つまづく人たちを何度も目にしています。交差点の横断歩道の白線はほとんど消えています。小学生が通学路として毎朝消えた横断歩道をわたって登校しています。危険な箇所がたくさんある歩道ですのでぜひご視察をお願いいたします。子ども達はもちろんのこと、年を取った老人達にも安心安全な生活が送れる勝浦にして欲しいと願っています。
回答  この度は貴重なご意見をいただきありがとうございます。
 病院への通院に不便な思いをされているとともに、今後の不安に心を痛めていることと推察いたします。
 バスや鉄道、デマンドタクシーといった公共交通は市民にとって、通勤・通学の手段や、自家用車を持たない高齢者等の移動手段として、重要な役割を果たしており、高齢化社会の進展によりその必要性は今後さらに高くなるものと認識しております。
 鴨川市の亀田総合病院への通院のための交通手段の確保についても、要望が多数寄せられていることから、近隣自治体や運行会社など関係機関と協議を行い、今後とも市民の皆さまの移動手段の確保と利便性の向上に向けて力を尽くしてまいります。
 次にミレーニア勝浦内の歩道についてですが、植栽の根によって舗装が盛り上がった部分や車道への急な勾配など、状況の確認のため担当課の職員が現場にお伺いした際には同行してご説明いただいたとのことで感謝申し上げます。
 この度お寄せいただいたご要望の現状を把握し、対応可能なものについては早急に取り組んでまいります。また横断歩道が見えづらい状況については管轄する勝浦警察署へ改善いただくよう昨年度に要望を出したところですが、再度要望を行うなど、歩行者の安全確保を第一に子供から高齢者まで幅広い世代が安心して歩けるよう、努めていきたいと考えております。

No.11 行川アイランド跡地の活用及び鵜原駅について

表2
質問 行川アイランド跡地は「勝浦シーサイドパークリゾート」としての利活用が予定されていたが、コロナ化の影響で着工しないまま現在に至っている。あんなに大きなホテルの需要はないことから、こじんまりした小さなホテルと農林業体験ができる場所、自然のアスレチックのようなアドベンチャーを地形を生かした施設として官民共同での活用を模索できるものであればいいと思う。鵜原駅は委託がなくなって無人となり現在に至るが海中公園の玄関口でこれは寂しい。JR直接や市の駅員さんを配置することは難しいにしても、古い郵便局が駅に隣接してあり、江見駅のように郵便局と合築の駅舎として運営はできないものでしょうか。江見駅がいい形で推移してるので、続く事例になってくれればと考えます。
回答  行川アイランド跡地に計画されている「(仮称)勝浦シーサイドパークリゾート計画」は、当市を活性化させていくうえで非常に重要な事業であると考えており、昨年8月に市長に就任して以来、数度にわたり計画事業者である株式会社共立メンテナンスと事業の進捗について協議を重ねているところです。
 当該地域の地形を活かした事業展開ができるよう、今後も事業者と協議を続けるとともに、一刻も早い事業の着手を要望してまいります。
 JR鵜原駅と勝浦鵜原郵便局との連携については、他の例を参考にし、関係各所と協議をしてまいります。

No.10 おれい

表3
質問 ビッグひなまつり
バスがたのしかったよ。またのりたいな。
回答  おてがみありがとうございます。
ビッグひなまつりのオープンバスがたのしかったのですね。
よかったです!
おてんきもよくたのしんでもらえてうれしくおもいます。
またらいねんひなまつりができるとよいです。

No.9 介護保険利用者負担額助成費支給申請について

表4
質問 介護保険利用者負担額助成費支給の申請事務の簡素化を希望します。
申請をする際に1か月1枚の申請書に金額(自己負担額)を記入して(領収書を添付して)提出しなければならないが、1枚の申請書に複数月の合計金額で記入して申請できないのでしょうか。
小さな事ですが、時間と紙のむだだと思います。
何か問題があるのでしょうか。
回答  介護保険利用者負担額助成費の支給申請を行うに当たってのご提案ですが、市の「介護保険利用者負担額助成事業実施要綱」に手続き関係を定めておりまして、介護サービスの利用決定が1か月単位で計算されることから、1か月分につき1枚の申請書を提出していただくこととしております。この1か月単位で計算、決定されることは、厚生労働省通知で定められていることから、この通知に沿った事務処理で行っているところです。
 今回、ご提案いただきました申請の方法につきましては、事務手続きの簡略化に繋がりますので、要綱等の改正も含めて検討して参ります。
 今後は、市民の皆さま方がなお一層容易に申請手続き等が行えるよう、他の事務手続の改善にも努めて参りますので、お気づきの点等がございましたら、ご意見をいただければ幸いです。

No.8 市域を超えた公共交通の運行について

表5
質問 デマンドタクシーとか市内を走っている勝浦市のバスのことですが勝浦市内だけでなく、隣の市町村までお互いに走ってくれたら助かると友達同士で話題になります。いずれ車の運転ができなくなったとき市内の利用だけでは不便です。バスに乗っている人数がいつも少なく、皆市民のことを考えてくれるのならば市長同士で話し合いをして市民が望んていることをしてください。
回答  お手紙を拝見させていただきました。
バスや鉄道、デマンドタクシーといった公共交通は市民にとって、通勤・通学の手段や、自家用車を持たない高齢者等の移動手段として、重要な役割を果たしており、高齢化社会の進展によりその必要性は今後さらに高くなるものと認識しております。
隣町の御宿町、大多喜町とを結ぶ路線バスについては、本数は少ないものの現在も運行されておりますが、上総興津駅と鴨川市方面とを結ぶ路線バスについては、令和元年9月末をもって廃止となっており、地域の方々におかれましては大変不便な思いをされていることと推察いたしております。
昨年実施した市民アンケートでは、鴨川市の亀田総合病院への通院のための交通手段を求める意見が多く拝見されたことから、この交通手段の確保についても検討してまいりたいと考えております。
市といたしましては、市民や旅行者の移動ニーズを的確に把握するとともに、近隣自治体や運行会社など関係機関と協議を行い、効率的で利便性の高い公共交通網の維持に努めてまいります。

No.7 中学校への通学などについて

表6
質問 (1)4月から子供が勝浦中学校へ進学します。先日、中学校の入学説明会があり、通学バスについてのお話がありました。(数年前に中学校が統合された際に、バス代金は一律無料になったものと思っておりました)ですが、旧勝浦中学区に関してはバス代金がかかることを知り、不平等なのでは?と感じました。どの学区に住んでいる児童に対しても平等な扱いを受けられるべきでは?と思います。
 また、自宅の前を上野地区の児童が乗るスクールバスが通過していきます。そのバスに乗れないもどかしさ、何故?という疑問。娘が乗るべき予定の市営バスの停留所までは徒歩10分弱、人通りはなく、暗い時間はイノシシやキョンが出没する危険もあります。
子育て支援に力を入れてくださるという新市長に期待します。スクールバスの一律無料化、事前申請により乗降場所の自由化をお願いします。ただでさえ公共交通機関が不便な市です。学校生活が快適な時間となるよう願います。
(2)市内放課後ルームについて
 急遽利用したい場合に対応してもらえると助かる。1日だけの利用など、短期で利用ができず、不便。
(3)市役所職員の応対について
 2022年、夏に新型コロナウイルスに感染しました。
 食料など、支援物資がいただけるかと電話したところ、「濃厚接触者の方へお渡しするための物なので、感染された方へのお渡しはできません」と言われました。高熱が出て、子どもにもうつってしまい、病院も受診できず、グルグルとまわる頭で、すがる思いで電話しました。ただでさえ不安な中、どうすればいいの?と悲しくなりました。熱が下がり、情報を調べる元気が出た頃に、県から支援物資がもらえることを知りました。ですが辛い時期、支援が必要な時期はすぎておりました。私の知識不足でしたが、連絡をした際に情報として教えて欲しかった、と思いました。
 聞かれた事にのみ回答するのではなく、プラスアルファの情報提供を期待します。今回の場合に限っては、6人家族中3人が感染、3人は濃厚接触者に該当しますが、何の支援も受けられませんでした。こちら側から求めなければ、何の支援もされないのはおかしいのでは?行政を頼らなければならない時に、全く期待できないと思いました。
回答  この度は、切実であり貴重なご意見ご提案をいただきありがとうございました。
まず、勝浦中学校への通学についてですが、現状に心を痛め、会議で検討しているところです。その経緯としましては平成29年の市内3中学校の統合により、通学区域が変更となった地区を対象にJRや路線バスの定期券の補助及び公共交通機関のない上野方面へのスクールバスの運行を行ってきました。
お住まいの地区については旧新戸小学校区であり、平成29年の統合以前から勝浦中学校区であることから、路線バス補助等の対象地区ではありませんが、国道297号は起伏の大きい箇所があり、自転車通学が生徒の負担となることなどを踏まえ、旧新戸小学校区の生徒の勝浦中学校への登下校については、上野方面のスクールバスへの乗車により対応することで現在検討しております。
また、乗降場所については、乗降時における安全性を最優先として、バス事業者や警察と協議のうえ決定していることから、事前申請による乗降場所の自由化につきましては導入することは難しい状況です。
次に市内放課後ルーム(放課後児童健全育成事業)についてのご要望ですが、お子様の一時的な預かりが必要な場合など、さまざまなご要望に柔軟に対応できるよう、民間のベビーシッター事業や一時預かり事業などの活用、また、お子様を預かることができる人と預けたい人とをマッチングする、ファミリーサポートセンター事業といった仕組みを組み合わせながら、安心して子育てしやすい環境づくりに向け取り組んでまいります。
次に支援物資のお問い合わせをいただいた際にご説明がきちんとできておらず、心よりお詫び申し上げます。この支援物資配付にあたっては私自身が深く関わり、県の事業では保管できない濃厚接触者に向けての配付を開始して2年が経過しようとしています。配達のご依頼があった際には市の支援対象か否かの確認と、陽性者の方には千葉県の配食サービスについて、お知らせするよう心がけておりましたが、ご説明ができておらず、大変申し訳ありませんでした。
今後、市民の皆さまに寄り添い、必要な情報について見極め、適切にご提供できるよう改善してまいります。
今後も、ご理解ご協力の程、よろしくお願いいたします。

No.6 食品スーパーの誘致などについて

表7
質問 ハヤシが閉店してから、勝浦市として食品のスーパーの誘致など対策しなかったのでしょうか?
もう1点デマンドタクシーの件です。せめて障碍者だけでも地区限定でなくどこでも利用できるようにご検討お願いします。以前小湊バスを利用するように言われたことがありますが、本数も少なく、勝浦駅からの列車の接続も不便ですし、病院の予約時間に見合うバスもありません。子供世代も大切ですが、われわれ障害者も気軽に出かけるようにしていただきたいです。介護タクシーなどあるからそちらの利用をと言われても結構お高くて払いきれません。お願いしますお考え下さい
回答  この度は貴重なご意見をいただきありがとうございます。
 まず、スーパーハヤシ閉店に伴う食品スーパーの誘致などの対策についてです。
 私といたしましても、市内に既存の大型スーパーが1店舗のみということは、大いに憂慮すべきことであり、同地に開店しましたウェルシアには、開業の事前に食品部門の準備状況を直接伺い、幅広い食料品の取扱いを確認してまいりました。勝浦店では、他店より2倍の食品コーナーを設けてくださいました。今後におきましても、市民の皆さまが買い物しやすい環境づくりに努めてまいります。
 次に、公共交通の利便性ですが、現在、デマンドタクシーについては、路線バスが運行されていない区域と市内の公共施設や商業施設とを結ぶ交通手段として運行しております。
また、デマンドタクシー以外の各タクシー会社利用の際は身体障害者手帳1・2級もしくは療育手帳をお持ちの方を対象に、市が1枚800円までを助成するタクシー券を年28枚お渡しする障害者福祉タクシー利用助成を行っているところです。
 路線バスについては、国道128号及び国道297号の沿線を運行しておりますが、いずれも運行本数は少なく、地域の方々におかれましては大変不便な思いをされていることと推察いたします。
 今回いただいたご要望を大事にしながら、デマンドタクシーの運行区域の拡大や福祉タクシー利用の助成対象について十分に検討してまいりたいと考えます。また現在、市内に店舗を持つ事業者に協力をいただき、食料品などの移動販売車を運行する準備を進めているところです。
 今後とも市民の皆さまの移動手段の確保と利便性の向上に向けて尽力してまいりますので、ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

No.5 新たな観光資源の提案について

表8
質問 開通区間では桜を街路樹にされているようですがよくある光景に過ぎると思います。近隣のゴルフ場で見かけるメタセコイアを松野から南に開通する路線の両サイドの街路樹に検討されてはいかがでしょう?数キロに亘るメタセコイアの並木道は観光資源としてなかなか稀有な物となるでしょう。勝浦の岩盤地層でも育つかどうかの検証は必要ですが可能ならやってみる価値はあると思います。
回答  お手紙を拝見させていただきました。
 日頃より勝浦市行政へのご理解、ご協力を賜り心より感謝申し上げます。
 さて、この度の「メタセコイアを植樹することで観光資源として活用する」ご提案をいただき重ねて感謝申し上げます。街路樹については、都市部の公園などのほか、滋賀県高島市の並木道が周辺と調和しながらも素晴らしい景観を形成する事例など非常に興味深い取組だと感じております。
 一方、ご指摘の国道297号線松野バイパスの開通区間につきまして沿道に桜が植樹されておりますが、沿道も含めた道路用地の管理者である千葉県に、当市にございます民間団体が「市内の各所を桜で彩り観光資源としたい」趣旨から桜の植樹を提案し、団体自らが苗木を用意し実現したものと聞いております。
現在、市では千葉県に対して松野バイパスの早期開通を強く要望しているところでありますが、開通実現となった際は沿道の景観形成に関する貴重なご意見、ご提案の一つとして参考にさせていただくとともに、千葉県へ今回のご提案をご紹介させていただきます。
 今後ともご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

No.4 市に対しての要望について

表9
質問 私は2年前に移住した者です
(1)交通の便が悪すぎ 今は上総一ノ宮までなので、急行を午前3本午後3本位の増便を願う
(2)きれいな海と温泉があるのは伊豆の他に勝浦 都心に近く、もっと人を呼ぶ方法を考えてください
(3)駅前が暗すぎ 街全体も暗すぎ
(4)三大朝市の活性化
(5)別荘税
リゾートマンション、別荘を持っていて住所を移していない人
回答  お手紙を拝見させていただきました。
 日頃より勝浦市政へのご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。
 まず、交通の便についてですが、高齢化や人口減少が進むなか、JR線の減便やバス路線の縮小のほか、公共交通空白地の未解消など、主に高齢者の日常生活における移動手段の確保は喫緊の課題と認識しております。
JR外房線に関しては、令和3年3月のダイヤ改正において、上総一ノ宮駅以南の区間で、日中時間帯を中心にワンマン運転の導入がされました。これにより上総一ノ宮駅での乗換えが必要となり、また、安全運行への不安も生じていることから、市といたしましてもJRに対し、乗継の改善や高齢者や障がい者等への配慮をお願いするとともに、運行本数の維持について要望しております。
 引き続き、JR線やバス路線等の維持・改善による移動手段の確保に努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
 次に、勝浦に人を呼ぶ方法や朝市の活性化についてですが、本市は、白い砂浜に透明度の高い海を有し、風光明媚な景勝地として古くから多くの方にお越しいただいており、市域の一部は南房総国定公園に指定され、東京から電車で90分の距離にありながら豊かな自然を有し、温泉、海の幸、山の幸などたくさんの資源に恵まれています。
 また、勝浦朝市は430年を超える歴史を有し、生活市と観光市の要素を持ち合わせた貴重な地域資源でありますが、出店者の高齢化に伴う減少とこれに起因する来訪者の減少が続いております。このような状況を打破するため、運営組織の見直し、月に2回のマルシェの開催、ポスターの作成・配布など、出店者の増加につながる取組やプロモーションを行っております。
 市といたしましては、通年型観光を目指し、新たな拠点として勝浦海中公園に滞在型観光施設として天然温泉スパと飲食店の複合施設を建設し、去る7月30日にオープンしたところです。
 今後も、多様な観光資源や地域の魅力を発信するとともに、宿泊施設などの観光関連事業者とも連携しながら、多くの方にお越しいただけるよう観光振興に取り組んでまいります。
 次に、駅前や街全体が暗すぎるとのご指摘ですが、市内の賑わいや防犯効果などを考慮し、適切な照明の配置を検討していきたいと考えております。
 最後に、別荘税についてですが、静岡県熱海市が、国内で唯一、導入している法定外普通税である『別荘等所有税』のことと推察します。
 熱海市は、昭和40年代後半より自然環境や立地条件の良さから一戸建て別荘やリゾートマンションの建設が相次ぎ、これに伴い、生活関連施設(ゴミ処理、し尿処理、上下水道の整備)や安全のための消防はしご車、救急車の整備など行政需要が増大し、これらの経費の一部を応分に負担するため、熱海市では、別荘等所有税を昭和51年に創設した後、数次の更新を経て令和7年度まで継続される予定です。
 調べたところでは、法定外税を新設または変更しようとする場合は、あらかじめ総務大臣に協議し、その同意を得ることが必要であり、具体的には、議会で条例の議決を経て、協議の申出書を提出することになります。また、特定の納税義務者に対する課税標準が全課税標準の10分の1を超える場合は、条例制定前に議会でその納税義務者から意見を聴かなければならないこととなっています。
 お手紙の中で、ご意見を頂きました法定外税の導入につきましては、既に先例として導入している地域もあり、地方団体が地方税の税目や税率設定などについて、自主的に決定し、課税することとされ、地方分権を進める観点から重要であると認識しております。
 しかしながら、法定外税を創設するには、上述のとおり議会の承認はもとより総務大臣の同意を得るという高度な手続きにありますとおり、納税者の納得と理解が絶対条件であることから、まずは固定資産税や住民税等の法定内税において、適正な課税を行うとともに、滞納処分を強化し未済額を減らして租税債権の確保に努力することで、不公平感がない税務行政を行うことが肝要と考えております。法定外税の創設につきましては、少子高齢化の進行及びライフスタイルの多様化等により地域社会が著しく変化している中で、どのような所有・利用形態の家屋を「別荘」と定義するのかという議論を含め、本市と熱海市における環境は単純に比較することは難しく、現在のところ「別荘等所有税」に係る導入の是非については言及できませんが、いずれにいたしましても、地域の実情を踏まえ、関係者の合意形成を得ながら、時代の状況の変化に応じた地方税制について、様々な視点で検討し、議論を重ねて構築していくことが重要であると考えております。
 結びに、このたびの貴重なご意見をいただきましたことに感謝申しあげますとともに、今後とも市政全般にわたりご理解ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

No.3 一人暮らしの高齢者等の介護保険被保険者証等の送付先について

表10
質問  勝浦市内で一人暮らしをしていた父の身体状況等が悪化し、市役所で要介護認定の申請を行いました。その時に対応していただいた職員の丁寧な説明と対応、また、その後、父の生活状況が急激に悪化した際に、父の現在の状況を電話で相談を行い、対応していただいた職員の親身な対応に深く感銘しました。
 しかしながら、父が入院となり、現状として自宅に誰も居ない状況なので、介護保険関係の書類等の送付先を家族のところに変更してもらえないか、と市役所で担当者に聞いたところ、介護保険被保険者証等の重要な書類の送付先は、本人の住所地に送ることになっているので変更はできない、と杓子定規な言い方で、何で出来ないのか理由すら説明がありませんでした。
(1)高齢者が入院等で自宅に不在の場合、介護保険被保険者証等の送付先が本人の住所でなくてはならないと、市の条例等で制定されているのでしょうか。家族の住所に送付できない理由は何処にあるのでしょうか。
(2)制定されているのであれば、受取りを代行する家族の住所に変更が可能となるよう、臨機応変な対応を検討していただけないでしょうか。
回答  この度は職員の窓口対応において、説明が不十分で不快な思いをさせてしまったことをお詫び申し上げます。次のとおり回答いたします。
(1)介護保険関係の書類等を本人の住所地に送付するような規定は、条例や規則等で定められてはおりません。
(2)同様の状況に置かれている方も多いと思われますので、高齢者支援課に送付先の変更の申し出をしていただきまして、早速、介護保険に関する書類の送付先を変更することに致しました。
 また、この送付先を変更した場合ですが、現在のシステムの都合上、税務課から発出される介護保険料に関する書類(介護保険料の決定通知書等)も合わせて変更となります。なお、この変更は、介護保険システムの送付先を設定することで変更されるものですので、システム以外から発出される書類についても十分発送には注意してまいりますが、時としては住所地に届く場合がございますことをご了承ください。
 今後は、住民サービスにおいて、丁寧でわかりやすい説明ときめ細かな対応を心がけるよう職員に周知徹底いたします。

No.2 結婚相談所事業に関することについて

表11
質問  3月議会の照川議員への答弁に、未婚の男女をどう結びつけるか、結婚、妊娠、出産、子育て支援と言われましたね。婚活に力を込めてましたね。先日、私は、結婚相談所に行きご登録させてもらいました。登録人数の少なさに大変驚きました。聞いた所、いすみ市、御宿町は、相談所はやめてありません。大多喜町と鴨川市にありますが、登録人数は少ないそうです。市長さんも婚活をお考えであれば、持続可能な勝浦のために、登録者を増やすのに、底辺拡大が良いかと思いますので、是非とも、南房総ワンチームでの、結婚相談所を一緒にやりませんかと首長さんに、プロポーズしてくださいね。ご回答よろしくお願いいたします。
回答  結婚相談所の登録者数につきましては、女性の登録者が男性の登録者と比較して少ないのが現状でございます。市では、平成29年に婚活支縁員制度を創設し、現在、市内在住の10名の方に、結婚を望まれる未婚の方に対して男女の出会いの機会の仲介など、出会いから成婚までの支援活動を行っていただいており、登録者の増にもつながっていると考えております。
 しかし、ここ数年の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、婚活に関する事業を中止したことから、イベントへの参加をきっかけとした登録者がなく、特に女性登録者が少ない状況となっております。今後、新型コロナウイルスの感染状況など社会情勢を見極め、婚活事業を再開したいと考えております。
 ご提案いただきました件につきましては、市単独での結婚相談所の運営方法のあり方を含め、近隣自治体と情報を共有し、さまざまな婚活支援の選択肢として検討して参ります。

No.1 日曜日保育について

表12
質問  日曜日保育もできるようにしてください!!
 土曜日・日曜日が仕事になる時があります。土曜日は勝浦こども園で子供をみてもらえますが、日曜日は子供を預ける場所がありません!市外に問い合わせをすると、その市町の住民でないと「利用できません。」と断られてしまいました。
 勝浦市の乳幼児を育てる家庭によりそってくれる制度にして下さい!!
回答  お手紙を拝見させていただきました。
 日曜日保育の実施についてのご要望ですが、近年は働き方の多様化等に伴い、子どもと親を取り巻く社会環境が大きく変化してきております。
 このため、勝浦市としては、子育て支援サービスの中核を担う保育制度の充実が必要なことから、市民にとって欠かせないサービスとなるよう、利用者視点にたった仕組みづくりをしていくため、まずは保育時間の延長の実施に向けた取り組みを進めているところです。
 ご要望のありました休日保育については、その必要性を十分に認識するところですが、利用者が限られ需要が分散していることや、必要とする職員や保育士の確保が難しいことなどの運営に当たっての課題も多いことから、ご要望に直ちにお応えすることは難しい状況にあります。
 このため、ベビーシッター事業や一時預かり事業等、休日保育の代替えとなる仕組みについても併せて検討していく中で、皆さま方にとってより「利用しやすいこども園・保育所」となるような仕組みづくりをして参りますので、ご理解をいただけますようお願い申し上げます。

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