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今回は、海の利・山の利を生かしての本市の価値を上げる策、そのきっかけづくりについての話です。
今、勝浦の豊かな自然を生かし切れているかと問われれば、現状はそうでもありません。
ですが、これまでに市民の皆さま方と、この視点で意見交流しながら、本市を選んで移
住・定住してくださった方々に、お考えを聴く機会を重ねてきました。
10年前に出会った素敵な若者は現在養蜂を営みながら山林の再生に取り組むご夫妻になり、その周りには、里親として子育て支援に取り組む方、親子の遊びの広場や旅人のく
つろぎ空間を手作りで設定している方、満月・新月の海水を汲く み上げ天然の塩作りに取り組む方、特色ある野菜作りや米作りに取り組む方など、本市の価値を新たに発見し、
あるいは生み出すさまざまな活動が展開され始めました。
シビックプライドとは、まちに対しての愛着や誇り・自負心のことで、生まれ育った郷土
への思いだけでなく、移住したまちにも向けられるものと言えます。よりよいまちにしたいという願いの根源にはこの思いが脈々と流れていると考えます。
この2月18日には、勝浦の若きパイオニアたちの話を通して、本市が持つ価値や将来像
を考える「勝浦シビックプライドセミナー/オンリーワンの価値を目指して」が、13
時半から「キュステ」で開催されます。
私も後半のパネルディスカッションに参加させていただきます。
本市の特異な生物の生態にふれ、環境保全の大切さと本市の自然の素晴らしさ・価値に
ついて語らせていただきます。
さあ、ご一緒に、第一歩を踏み出しませんか?