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勝浦市のシンボルツリーをご存じですか?
そう!「アジサイ」です。アジサイにもさまざまな種類があり、私は野山に咲く「ヤマアジサイ」や「ガクアジサイ」に心を惹かれます。
初秋に咲く「タマアジサイ」は、くす玉が割れて中から花が生まれるような不思議な美しさに満ちています。皆さんは、どんなアジサイに興味をお持ちでしょうか。
色とりどりのアジサイを育て、美しい空間を提供してくださっている地域もあり、心豊かなまちへの願いを、今まさに感じているところです。
そこで、勝浦の豊かな自然に着目し、学習会や自然観察会などを実施してまいりたいと考えています。
私たちの身の回りには、たくさんの動植物が息づき、その小さな生命を輝かせています。
私自身は、市内の小学3年生を対象に、「チョウの羽化観察授業」をキュステで実施しました。
子どもたちは84人、一人一人にサナギを配ることができるよう飼育し、長年研究してきた「冷蔵法による定時羽化」により、チョウが誕生する瞬間を見てもらいました。
また、満月の3日後の夕刻、興津海岸においてクサフグの産卵を大勢の子ども達と観察。波に乗り陸にはい上がって産卵する姿に目を丸くしていました。
子どもたちの輝く瞳、歓声!
花も、蝶も、魚も、人々も、『らんまん』な勝浦市に!
勝浦市長 照川由美子