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コラム「市長室より」No.11(広報かつうら令和5年9月号掲載)

更新日:2023年9月8日更新 印刷ページ表示

ブルーフラッグ
~持続可能なまちに(1)~

皆さん、暑かった今夏、お元気に乗り切れたでしょうか?
私は夏も終わりの朝、鵜原の海へ。宇宙遊泳?のようにぽっかり浮き、何とも言えない時間を過ごしました。真っ青な空と秋雲を見ながら、先日の教職員対象の研修会での熱のこもった講演を思い出していました。

講演は「ブルーフラッグ認証取得への挑戦!」と題して、日本ブルーフラッグ協会の代表である片山清宏さんに語っていただきました。湘南での日本初となるブルーフラッグという国際環境認証取得から、興津海水浴場での取得(全国で8カ所目、千葉県で2カ所目)までの約10年に及ぶ活動には持続可能な世界を次世代に引き継ぐ思いが詰まっていました。
その活動の原点は、「海洋ごみを何とかしたい!」という一念。毎年増えている海洋ごみは世界で800万トンと言われ、多種多様な生物がプラスチックなどを誤って食べ、絶命していく悲しい現状はご存じのとおりです。多くの課題がある中、身近な海や川、里山をきれいにしていくことが、勝浦市を持続可能なまちにしていくのではないかと考えます。
日頃取り組んでいただいている海岸清掃に加え、バリアフリー設備が整えられたことで勝
浦にも「ブルーフラッグ」がはためいた今夏、コロナ禍で中止を余儀なくされてきた興津湾の灯籠流しが復活し、季節行事や地域伝統に初めて触れた人も多かったようです。誰もが楽しめる優しいビーチを目指す国際的なアプローチがひとつ始まりました。
市内の稲刈りが無事に終わりつつある安堵感を抱きながらも、まだまだ台風の多い時期が
続きます。市としてもしっかりとした備えを進めてまいります。

勝浦市長 照川由美子

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