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コラム「市長室より」No.20(広報かつうら令和6年7月号掲載)

更新日:2024年7月12日更新 印刷ページ表示

夏を告げる生き物たち
次の世代につなぐ(1)

昨年に引き続き、市内の興津海水浴場が国際的な環境基準をクリアし、「ブルーフラッグ」の認証を取得しました。地球温暖化による自然界への影響が色濃くなる中、地元・関係者の皆さまが日頃から関心を寄せ、行動していただいていることが、この環境の保全につながっていることに心から感謝します。

認証のシンボル、ブルーフラッグがお披露目された6月24日の17時35分、ブルーフラッグのまち興津の海岸をめざし、今年もまたクサフグたちが産卵にやってきました。
特異な産卵行動で知られるクサフグの産卵。今回、観察会を呼びかけて集まった150人が見守る中、予想時刻より4分早く、「フグたちの祭り」が始まりました。
満潮を前に、防波堤内側のゆるやかな傾斜の敷石にせり上がりながらのフィッシングダンスは、初夏の風物詩と言えます。
興津海岸が素晴らしいのは、誰もがこのような自然観察をできることです。駐車場から防波堤の先端、また海水浴場の開設期間には波打ち際まで、車椅子やベビーカーでも移動でき、楽しめるのです。

きれいで安全で誰もが楽しめる優しい海、「ブルーフラッグ」の精神が広がっていきますように!

6月27日には、市内5校の小年生66人がキュステに集合し、アゲハチョウとモンシロチョウの誕生する様子を観察しました。 アゲハチョウ科のチョウは、5月上旬頃に春型が誕生し、産卵からひと月後に夏型が初夏の空を彩ります。次の世代に命をつなげながら優雅に舞うチョウの姿。子ども達の輝く瞳と歓声。

いつまでも、この風景が見られますように願っています。

 

勝浦市長 照川 由美子

 

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