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コラム「市長室より」No.22(広報かつうら令和6年9月号掲載)

更新日:2024年9月13日更新 印刷ページ表示

災害への対策
次の世代につなぐ(3)

稲刈りが日を追うごとに進む光景にほっとしたのも束の間、次の台風が近づいており気の抜けない日々です。皆さんは、これから始まる秋の防災訓練へのご参加は予定していますか?今回は、「防災訓練」の内容と「災害時の孤立化」への対策について一緒にお考えください。

9月22日㈰、ロータリークラブ主催による炊き出しなどの防災訓練がキュステにて行われます。続いて、10月5日㈯、千葉県と勝浦市・鴨川市が連携し、災害時に外国人の避難などを支援するボランティアの養成講習を開催します。
10月27日㈰には津波避難訓練を行います。沿岸地区にお住まいの方は津波避難訓練を「自分ごと」として、必ず訓練に参加してください。
11月には、孤立した地域への対策としてドローンを活用した情報収集や救助訓練を行う予定です。

また8月下旬、県南部の12市町村で外房高規格道路の早期整備を千葉県知事に要望するため県庁に出向きました。道路整備は、災害時の救助や物資輸送、救急医療にも欠かせません。市としては国道128号の鴨川市との境である、境川トンネルの冠水対策なども要望に加え、国への働きかけをお願いしたところです。これらを含むインフラ整備は、次の世代に暮らしやすさと命をつないでいく最重要施策です。
千葉県は半島県であり、本市はトンネルや急斜面が多く、崖崩れなどが起きれば「孤立化」を免れない環境です。そのため、これまでの備蓄箇所を見直し、本年度から3年間かけ増設していきます。とは言え、孤立化への最も有効な対策は、各家庭での備蓄です。食料や飲料水、簡易トイレ、電源などの備えを充実してまいりましょう。

勝浦市長 照川 由美子

 

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